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民間学童と公設学童とでは何が違うの?民間学童のメリット・デメリット

民間学童と公設学童とでは何が違うの?それぞれのメリット・デメリット

      共働き家庭は増加の一途をたどり、保育園に続きに「学童」に入れない子どもの問題も指摘されています。
      今回はこの学童について、私たち民間学童と、公設の放課後児童クラブの違いを中心に、基本的な情報をまとめてみました。

      目次

      民間学童と公設学童との違い

      「放課後児童クラブ」とは、一般的に「学童保育」と呼ばれている施設で、法律上の名称は「放課後児童健全育成事業」となっています。主に、共働き家庭等の小学生に遊びや生活の場を提供して、健全な育成を図る施設とされています。

      保育園と同様、管轄省庁は厚生労働省となります。

      放課後児童健全育成事業とは、小学校に就学している児童であつて、その保護者が労働等により昼間家庭にいないものに、授業の終了後に児童厚生施設等の施設を利用して適切な遊び及び生活の場を与えて、その健全な育成を図る事業をいう。

      (児童福祉法第6条の3第2項に規定)

      一般的に「学童」と呼ばれるものは、大きく分けて以下の3つに分類することができます。

      1. 公設公営(設置も運営も自治体)
      2. 公設民営(設置は自治体で、運営は民間) 
      3. 民設民営(設置も運営も民間)

      令和元年の段階では、上記1 が33.2%、2 が46.3%、3 が20.6%となっていますから、補助金を受けて設置されている1・2の「放課後児童健全育成事業」に該当する学童が約8割を占めており、今後更なる拡充が期待されています。
      市原市の公設学童はほとんどが 2 に該当します。自治体の委託を受けて、福祉団体等が運営しています。

      厚生労働省が管轄のため、保育園の延長のような形で、保育士を中心とした支援員の方が安全に預かることを目的としています。

      民間学童と公設学童の違い その1「料金」

      実態として公設の学童が多いことが分かりました。しかし、民間と公設の学童では具体的に、何が違うのでしょうか?

      まず大きな違いとして、「利用料金」の違いがあげられます。
      一般的に民間学童のほうが高く、公設学童のほうが安く設定されています。

      市原市の「令和5年度放課後児童クラブ(学童保育)入所の御案内」によると、月額利用料は 11,600円~15,000円 程度と、低い価格設定となっています。

      利用料延長保育料活動費
      7月11,000円30分当たり100円2,000円
      8月13,000円
      その他の月9,600円

      一方で民間学童はどうでしょうか?
      下の表は教育プログラムと送迎サービスを提供する民間学童の主要都市の月額料金(参考値)です。

      エリア通常月(週5)月額料金夏休み(週5)月額料金
      東京 23区75,000円90,000円
      大阪市60,000円80,000円
      福岡市65,000円95,000円
      教育プログラム提供(+送迎サービス)民間学童 月額料金 ― 学童ナビ

      公設は預かりを中心とした保育を、補助金を受けて低価格で実現しています。
      それに対し、民間学童では教育プログラムなどの教育を中心とした預かりを、内容に応じた価格設定で実施しています。

      民間学童と公設学童の違い その2「教育プログラムと各種サービス」

      民間学童は、公設よりも使用料が高い分だけ、サービスやプログラムが充実しています。公設学童がシンプルに様々な家庭の子どもを安全に預かる場所とすると、民間学童は塾や各種習い事の機能を兼ね備えてた複合的な施設と言うことができます。

      教育プログラム

      公設の学童では、地域のボランティアの方や老人会の方等の協力を受けて、昔話や読み聞かせ等、子どもたちが楽しく過ごせるよう工夫がされています。

      民間の学童では、講師による習い事プログラムや学習指導など、子どもたちが楽しく学べるようプログラムが組まれています。具体的には、下記のような教育プログラムが提供されています。

      • 習い事(英語、プログラミング、水泳、体操、そろばん等)
      • 学習指導(宿題サポート、個別教科指導等)
      • アクティビティ(遠足やキャンプ等の課外活動、外遊び等)

      各種サービス

      公設の学童は、ほとんどが各小学校の校舎内または敷地内に設置されています。そのため、学校の延長線上で通学の心配がありません。また、駐車場なども広く取られており、車での送迎もしやすい環境になっているところも多いです。

      民間の学童では、公設と異なり、敷地の外に設置されています。そのため、多くの民間学童が、送迎サービスやセキュリティ対策の導入でその安全性を担保しています。具体的には、下記のような各種サービスが提供されています。

      • セキュリティ対策(入退室システムによる管理、ALSOKなどの駆け付けサービス導入)
      • 送迎サービス(小学校や習い事までの送迎サービス)
      • 給食サービス(平日の夕食や、学校休業日の給食・お弁当の提供)

      おやつの提供については、厚生労働省の資料によると、91.5%の公設学童が支給しているとされています。民間学童の場合は、保護者の帰りが遅くなってしまう日や長期の休みなど学校休業日に給食を提供したり、無添加や手作りにこだわったお菓子を提供しているところもあります。

      このように、民間学童は、高い利用料金に見合った様々なサービスと、充実した学習プログラムが用意されていると考えてよいでしょう。

      民間学童と公設学童の違い その3「預かり時間」

      利用料金、サービスやプログラムの違いだけでなく、民間学童は、長時間の預かりに対応することも特徴です。

      厚生労働省の資料によると、公設学童における平日の預かり終了時刻の状況は、以下のとおりです。

      ・17:01 ~ 18:00・・・20.0%
      ・18:01~18:30・・・22.4%
      ・18:31~19:00・・・49.3%
      ・19:01以降・・・7.5%

      一般的に公設の学童は、預かりの時間が18時まで、延長含め最大19時までとなっているケースがほとんどです。
      市原市についても、同様に19時までの預かりとなっています。

      一方で民間学童では、20時までの預かりを行っているところが多くあります。
      また、最大22時まで預かりを行っているところも見られます。
      フルタイムで働く世帯など、現代の子育て環境に即した預かりに適用するよう、民間学童は長い預かり時間を取っているようです。

      民間学童を利用するメリット

      ここまでは、民間学童と公設学童の違いを整理しました。ここまでの話を踏まえて、民間学童を利用するメリット・デメリットをまとめます。

      その1「学習面のフォロー、習い事の充実度の高さ」

      最初のメリットは、子どもの学習習慣や各種の能力開発についてです。

      例えば公設学童では、小学校の体育館を使ってドッジボールやおにごっこ、グラウンドを使ってブランコや鉄棒などの遊具を思う存分楽しめる、といったメリットがあります。しかし、一般的に宿題以外の勉強や各種の能力開発の機会は、限られてしまいます。

      一方で民間学童の場合は、外部の専門講師が学童まで来て指導したり、時間の途中で子どもが施設を離れ連携するスクールまで送迎してもらい、スイミングや体操など外部の習い事に通うことができるサービスを提供しているところもあります。

      また、学習指導を前提としている民間学童では、教職経験者や塾講師経験者等の学習指導のプロフェッショナルが、宿題だけでなく個別教科指導を行ってくれるところも。中学受験を見据えた指導を行う塾併設の民間学童もあります。

      「せっかく長い時間を過ごすのであれば、その時間を使って、子どもの能力にとってプラスになる時間を」と思う保護者の方であれば、習い事教室や塾に通わせる感覚で、民間学童を選んでみてはいかがでしょうか。

      その2「遅い時間まで子どもを預けられる」

      民間学童の場合は、ほとんどが指定の小学校から学童まで送迎サービスを用意していますので、基本的に保護者の方が学童まで送迎する必要はありません。また、終了時間も20時以降が多く、預かり時間が長い傾向にあるため、フルタイムでお仕事をされている保護者の方も、安心して預けられるメリットがあります。

      公立の場合は開所の時間が18時までが一般的のため、職場から学童(小学校)が遠い場合や勤務時間が遅い場合は、保護者の方が仕事を制限したり、変えたりする必要が出てくる可能性もあります。特に大手企業の多くは、保育園の間の時短勤務を認めているものの、小学校に上がると通常勤務に戻るかパートタイムへの転換を求められる場合も少なくありません。

      民間学童のデメリット

      民間学童には、公設にはないメリットがあると分かりました。一方で、民間学童にもデメリットがあります。
      そういった面を把握した上で、民間学童を選択する必要があります。

      その1「利用料金が高い」

      民間学童は施設や教育プログラムが充実していることもあり、公設の学童よりも料金が高くなります。
      施設によって細かい料金相場は異なるものの、利用料金は1ヶ月で約40,000~70,000円が相場です。

      延長預かりや給食の提供などは、基本的に追加料金が発生します。オプションの利用が多くなると、相場の金額よりもさらに高くなってしまう可能性があります。

      高い利用料金に見合ったサービスになっているかは勿論のこと、高い料金を支払っていくことができるか、という計画も現実問題必要になってきます。

      その2「施設が学校の外にある」

      基本的に、民間学童は公設学童と異なり、施設が学校の校舎外にあります。また、学区外の民間学童を選ぶと、同じ学校の友達が通っていない等で寂しい思いをしてしまう可能性があります。

      また、子どもが自ら通う必要がある民間学童の場合は、交通事故やトラブルに巻き込まれるリスクもあります。少しでも不安をなくしたい場合は、送迎サービスを提供する民間学童の利用がオススメです。

      小学生の交通人身事故発生状況 - 警視庁

      学童はご家庭に合った選び方を

      学童は、仕事を頑張るパパとママが、いわゆる「小一の壁」を突破するためにサポートをしてくれる場所です。子どもにとっても、放課後を安心・安全に過ごす、毎日の「生活の場」であり、さまざまな体験・活動を深める場所でもあります。

      子どもが過ごす、年間1,700時間という長い放課後を、より安全で豊かなものにしたい。
      その想いは、民間学童も公設学童も同じです。

      自由遊び・安全性・低コストを重要視するならば、公設学童
      学び・アクティビティ・付加サービス
      を重視するならば、民間学童

      というのがザックリとした双方の選択ポイントと考えます。

      お子さんとその保護者の方、双方にとって最高の学童を選び、満足の小学校生活6年間にしたいですね。

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